独りの夜が2日目

朝は昨夜頂いたパンで豪勢さを演出させてもらう。
量もあるのでとうぶんは過ごせそうである。
しかし、夜は悩んだ。
独りの夜。
おおいに悩む。
悩むに決まっている。
手料理はいかがか?
カルボナーラなら簡単。
卵もあるしね。
おいおい。
皿を洗うのが面倒ではないか。
その昔、同じセリフをクチから発した父をひどく軽蔑したものだった。
今は其れがリアル。
自らの現状である。
そもそも、遅くに帰宅したうえで食事を摂ろうと云うのが土台困難な話で。
健康にも悪いに違いない。
きっと。
然う思うことで結果を出した。
独り暮らしを闘った戸田のあの時分は既に別次元となったよう。
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電話で話した。
声は耳元にあるというのに。
実体はトウキョーと青森に離れているというこの事実。
文明の進化に感心するばかりである。
by astronautics | 2009-07-20 23:40 | グルマンヨシダ
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