おウマさんのような自転車

小屋がある街。
相も変わらず猥雑な街だ。
其の空気感に慣れてしまわないように。
いつも警戒心のバリアーを張っている自らに気付く。
其の刹那。
GDRが来る。
試乗車。
見た目に興味は薄れるのであるが。
自転車業を生業とするならば。
乗っておくほかはないだろう。
ラグを選んだ。
跨がれば。
漕ぎ出せば。
しなる。
しなりバネが効いて前に進む。
まるで馬に乗っているかのような。
そんな感覚である。
では、盆栽屋、馬に乗った事があるかというと其れは無い。
これはイメェージである。
跳ね馬のごとく走り回る事が、如何に楽しいかを語るための遠回りである。





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それに対してモノコックはフツー。
善くも悪くも。
ラグのメテオスピードはTIME乗りで好きであれば必ず気に入っていただけると思います。
しなって跳ねるのクセというか味付けがさらに強烈で楽しいフレームです。

やはり、私の場合はラグのフレームが合うのでしょう。
自転車に乗って、己を知るような。
そんなインプレッションでした。
by astronautics | 2009-10-23 23:50 | 自転車とヨシダ
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