ハンドルを3ミリ下げた。
つまり、ステムのスペーサーが、先ほど来ちょうど13ミリあるのを3ミリ抜いて上に重ねるという行為。
其れは大分で気がついた。
どこだっただろう?
ちょうど、やまなみハイウェイを走っているあたり?
其れは湯布院のメインをまったく鹿頭して通り過ぎたあと。
ハンドルのブラケット部分。
肩から、そして所謂下ハンドル。
それらが一様に少し高いと。
長く乗れば判る。
長く乗ると血行が良くなる。
大分では得たことが多かった。
失ったものといえばブレーキシュー。
交換が効くもの。
だから人知れず枕を濡らすことも。
壁に八つ当たりして拳を血で染めることもない。