妻が自転車に乗りたいと云うので。
もう4月の中日をむかえようとしている。
組むとか。
組まないとか。
そういった段に来ている。
私は庭先にポツンと建った物置の奥まった場所からホィールを引き出す。
其れはクラシックなクロモリフレームにはあまりにも誂え向きなチューブラー。
ハブには今では珍しくなったカンパニョーロコーラス。
スポークはDTのダブルバテッドでアルミニップル。
さらにリムはカンパニョーロのレコードストラダ。
このリムはほぼ新古品で手に入れたリムだったのでステッカーは痛み。
なのでその部分をカッティングシートでレストアしていた。
かつて実業団のレースで実線使用して小川村などの登り厳しいレースではちゃっかり完走していたりしたのだが。
あまりの空気抵抗を同じく実業団の飯田で痛感して使うのを止めていた。
だから。
さて。
妻にゆずってしまうことにしよう。
というわけで。
シールの貼り直し。
妻の自転車復帰の道にはタイヤはチューブラーがいいだろう。
しなやかなタイヤを使えばパンク修理が簡単だと思う。
まずは短い距離しか走らないだろうからワンボトルでも文句はないだろう。
つづく