本当だろうか。
其のハナシ。
耳を疑ったが。
確かに其れを裏付ける事象。
頷ける印象は辺りいったいに散見たしかに見てとれる。
異物を呑み込んでこそ大物なのかもしれない。
たとえば肉食であれば?
しかも、活かさずとも殺さずとも。
困惑の態度を露呈したとしても。
付きまとう列に並び続ける。
どうにかしているよ。
リスペクトがない。
もう、ハードコアは無くなってしまった。
不感症の鳥たちに埋め尽くされた。
鳥たちが占拠した街は。
誰も居なくなってしまった。
ハードコアは云った。
己の焦りもあるだろう。
周りの期待ももしかしたらあるのかもしれない。
しかし、タイミングが必ず来る。
だから、サイの角のようにただ独り歩め。
そのとおりに。
かつてハードコアだともてはやされた輝いた一角は。
自ら着替えた外見だけではなく中身もすっかり細くなり。
磨き上げたブランドを捨て去ろうとしている。
タイミングはこうしてやってきている。