The Peloton。
届かない。
実はRouleurにお頼み申し上げた。
其処にしかないといふ報に信があったからであるが、しかし。
其の翌日だったか。
暗雲闇夜の月が明けてから。
いつであったか定かではないが。
液晶の向こう。
つまり、Raphaにも並んでいるのを見てマイッタ。
なにせ送料タダ。
タダより高いものはないとヒトは云うが。
清貧の盆栽屋。
今や貯金の鬼にとっては一大事。
目からは大粒の涙。
額からはひどく冷えた汗。
アゴは外れた。
椅子から落ちた。
其の勢いを借り、玄関先まで転がれば。
あとは自然のチカラ。
階下の下まで順調に。
踊り場で遊ぶ事も無く。
下るのは速い。
重力が効いている。
それにしてもThe Pelotonどうしたことだろう。
ペェージを見ると、10日から12日を要すとのことであるから。
もしかしたらもうすぐなのかもしれない。
The Peloton。
其の集団の向かう先には大陸大海原。
急峻な峠でもあったか。
コースが危険でストライキでもしたか。
途中のカフェから差し入れがあって一服いれているのか。
いろいろ考えたが。
もといこれは本である。
きっと重厚な御本。
いまだ我が手元には無い。