妻が自転車に乗りたいと云うので 47

しばらくの大休止も終わり。
言葉を変えれば冬眠の時期は過ぎて。
否。
ただ寝ていただけなんていうことはない。
夫婦は家族という狭い枠に収まらない。
目標をともにする同士は未来のために働いていた。
リスペクトがある。
とりあえず。
数ヶ月の沈黙ののちに。
ゴールド。
カネを稼いだ。
そういう時間を経て。
ナツキはサドルの上に戻ってきた。












久々の妻の走り。
ナツキペェースでもいいかとわたしはヨユーをかましたのであるが。
妻は申し訳なさそうなのでさきに行くことにした。
ここからはサイの角のようにただ独り。
弾丸は突き進む。
ふたりのペェースはちがえど。
目指す目標はひとつ。
基地とチームが合い言葉。
リスペクトがある。

ナツキの盆栽更新されています
by astronautics | 2011-04-01 23:50 | ある愛ある話
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