明日のホィールを考える会202

STEALTH BONSAI。
まぁ、フレームを中心とした自転車という機材は塗り替えという業を経ただけであるので、別に質や品に変化があったわけではない。
単なる雰囲気。
ファッションサイクリスト。
しかし、ホィールに関しては新顔がのぞく。
この日までとってあった。
純粋な思い。
そっとしておくつもりが束の間。
魔の手に染まり。
ステッカーチューンを施されたホィールは前後で20gという思いもよらぬ軽量化を果たし、ENVE SLという名を与えられて本日を静かに待った。
然う。
車輪にクチなし。
沈黙はゴールド。
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本日は強風に付。
68mmのディープリムはマストのように煽られるか。
いつからこの乗り物は舟になった?
其れは気のせい先走り。
まだ大丈夫。
ゴロゴロというまるで生き物のような音をたてて転がるのみ。
加速しようか。
そう呼びかければ、反応はよろしく。
減速しようか。
その誘いにもブレーキングは悪くない。
乗り心地もLightweightみたいな硬さは無い。
究極のホィールという呼び声高いLightweightであるが。
大枚をとりあえず積めば買うことが手にすることができてしまうLightweightとは違い。
このホィールはすさまじいほどの遠回りとある種の技術が無ければホィールの体を成さず。
もとはエッジと名乗っていただけあり。
エッジもエッジ。
最エッジにある。
リスペクトあるホィールに仕上がっている。
by astronautics | 2011-04-15 23:50 | 明日のホィールを考える会
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