サイの角 vs ギュウの角

サイの角は肉食。
否、雑食。
鴉のように何でも喰らうが。
羊は喰わぬ。
あの臭いがどうも…。
其れはヨシとしておいて。
訪ねたのは牛角。
つまり焼肉屋。
かつては流行。
流れが滑り一世風靡した感もあったが。
今は空いている。
だから利用しやすくなったと盆栽屋は呟く。
タンは凍っていた。
いつも凍っている。
凍っているのにはワケがあるとかメニューには書いてあった。
ホントかよ?
其のタンを箸で掴めば其れはもうコチコチで。
まるで団扇のようだ。
そしたら扇ごうか。
左団扇。
ひらひらと。
しかし、凍っているという。
だから団扇のようだとか云う。
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タン。
カルビ。
レバーにホルモン。
トントロ。
ジャブの連射。
Raging Bull。
そんなもんだろ?
まだまだ立ってられる。
満腹中枢が来ればゴング。
カシアス・クレイ並みのハードパンチャーに出会ったことがない。
旨い焼き肉とは何ぞか。
もはや焼き肉とは料理なのか?
と思えるくらいに焼き肉というのはシンプルであるが。
其れ故に考えさせられ。
ロマン沸く対象となるのである。
いつかはギュウの角から卒業しなくてはな。
まぁ。
其れは。
ときが来なければ…。
ときを引き寄せなければな…。
by astronautics | 2011-04-27 23:50 | グルマンヨシダ
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