オリンピックのレース序盤。
はじめの逃げができた時点でイギリスチームは何を思っただろう。
長い一日のはじまりか。
そう思ったのだろうか。
それとも、そうなることくらいは予想済みで。
強烈なモチベーションでネガティブなイメージは見る事もなかったのか。
逃げにはほとんどの強豪国が乗っていたから。
協力して引いてくれるチームのあてはドイツくらいで。
あまりにも戦略がスケスケだったのかもしれない。
ウィギンス。
フルーム。
スタナード。
ミラーにカヴェンディッシュ。
5人。
カヴェンディッシュはエースでスプリンターだから。
ひかないし、ひけない。
だから4人で回して。
ほんとうに終盤まで。
追いつきはしなかったけれど。
よくコントロールできたと思う。
この自転車。
謎だけが残った。
きっとエアロ的に優れている的なナニか。
だと思うけど。