オンガラート。
なつかしい名前を聞いた。
ペタッキのアシストとして最強ファッサトレインの一員だったスピードマン。
いろいろな偶然が重なることもあって。
東方にやってきたフレーム。
わたしはカレのために造られたフレームを目前にした。
フルカーボン。
ラグド。
ホリゾンタル。
エクストリームパワー。
美しい塗装。
そして、特殊なジオメトリー。
普通ではないスペシャルな存在感は妖しささえ伴う。
リスペクトがある。
自転車屋の店主が個人売買のオークション記事を紹介するなんて。
独立自尊のマナーに反するのかもしれない。
けれども。
ひとりの店主の前に、ひとりの自転車好きとして。
こんなにいいオンナ…。
もとい、こんなにいいフレームが乗り手との相性に合わないだけで不幸になっている。
そんな状況は放っておけない。
というわけ。
そこにリスペクトがある。
トップチューブが560mmなのに、ヘッドチューブが短いカスタムジオメトリー。
ハンドル位置を下げたいというストイックレーサーには大歓迎のジオメトリー。
イタリアの工房で丁寧に造られたホンモノのフレーム。
ホンモノのイタリア娘。
さいきんのコルナゴはピュアなイタリア娘が少なくなったって?
こんなフレーム、一生に何度も出会えないと思います。
http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e125385574#enlargeimg