淡い期待。
まさに泡になって。
浮かんで、飛んで。
屋根の上まで飛んでは消えたとか。
なんということもない。
この記念モデル。
ツール・ド・フランスにRadarLock XL。
やはり、来ることはないらしい。
通常のXLも、ただのひとつも入って来ないというのだから。
コレだけ入って来るというほうが間違いなのかもしれない。
そういった世界。
沈黙の時間。
ハイアンドドライ。
こうして時はながれていく。
ツマラナイ決断が過ぎていった。
どこのドイツだ?
否。
ドイツには居ない。
わかっている。
無情の時間。
どんどんと流れていく。