遠くに見える悠久のゴムを求めて

珍しいモノが好きだと云う。
そういったモノがまさに珍重される文明の渦中に居る。
渦を巻いている。
其の渦の渦中に居なければ。
目に入るモノ、聞こえてくるモノもフツーに見える。
理解を超越した存在というのは常にそういうものだ。
其れは理解のうえに常に成り立つモノであるから。
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ある日、大阪の某氏が紹介してくれたXL。
このゴムの色。
純正品には無いカラーリングである。
これはどこからやってきたのか?
さらにはカリフォルニアのKelli嬢の装着するXLもおかしな色をしている。
其れはゴムの部分である。
純正品には無い色。
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そして、以前から指摘していたTeam SKYのみが隠し持っているSKYブルーのイヤーソック。
純正の販売ルートもなければ。
流出品のタイミングを指をくわえて待つしかないのか?
精神が良いコの域を抜けきらない盆栽屋はそう思っていた。
行き止まり状態。
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なにかがおかしい。
真実は人を幸福にするのだが。
其の真実が見つけられない。
そういう行き止まりに何度も到達した盆栽屋。
ある日、気付いた。
そうしたら眼の前の壁を乗り越えた気がした。
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方法は簡単だった。
簡単なだけに気をつけなければいけないことがある。
其れは。
ニセモノにならないように気をつけなければならないということ。
いたずらに色々作りすぎないということなのかもしれない。
そこにリスペクトがある。
by astronautics | 2013-07-04 23:50 | ASTNデザインラボ
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