6年使えばリアメカが壊れる事もある。
この壊れ方。
つまり。
リアメカのケージの部分と本体が離れてしまうことは珍しい壊れ方では無い。
例えば、一番多い理由として考えられるエンドを曲げて車輪に巻き込んでしまったり。
さらには、プーリーケージになにかが詰まって引っかかって折れるということはあり得ること。
ただし、これは中身の疲労によって折れてしまったようだ。
コレは。
もちろん、この部分がネジやら何やらで交換できれば、修理ができてまた使うこともできるのだが。
長く使ったぶんだけ、バネなんかが主にヘタっているので、そのまま使い続けると消耗した性能になってしまう。
其の意味では、この使い捨てな構造も理にかなっているとも云える。
ただ、この事実はなかなかナイーブな問題で。
結果的に長く使うことがなかったモノでも、はじめに長い眼を見れないモノには手が出ないヒトって少なくないと思う。
つき合う前から別れを告げられているような気がするから?
このへんがナイーブ。
これがブランドに対する信頼感を創造するひとつ。
壊れたら終わりという意味では、コンポジットカーボンホィールに似ている。
SRAMはREDからそういう仕様であるし。
カンパの場合はケンタウル以下は交換できない仕様に。
シマノの場合はどのグレードからそういう仕様なのか把握してないけど。
総じて云えるのは、中級以下だと買い替えたほうが安いという場合も少なくないはず。
これはメーカーの思想によるものだと思う。
SRAMもさすがにREDとFORCEは交換できる仕様になっていたほうがいいと思うけれど。
そして、こんな偶然の出来事の下敷きに、ホラ。
真ん中の列の下のほう。
シマノの株価が出てるわよ!!
これがサイクリングホラー。
それでもわたしはスラムを使うよ。
わたしはね。