シャークの要請。
知ってか知らずか。
自転車は人車一体。
脳味噌のパートは人間が担当しているのだから要請は自分の要請である。
其れを知ってか知らずか。
ある日はステルスが退役をして。
さらに払い下げ先まで決定してしまう。
そうしたら去年内のうちに、たまたま自転車のカタチをしていたチタン合金もひとつの資源として引取られていった。
こうしてわたしのカラダは軽くなり。
自転車に跨がって、また人車一体となるにじゅうぶんの働きに向かう。
そこにリスペクトがある。
残されたシャークはなにを考えている。
歯の浮くような言葉を待っている。
経済的な道理は棄て去って。
こゝろには其れが間違いのないリスペクトだと云って欲しいかのように。
しかし、どうだろうか。
摩天楼の頂上。
マンハッタンが根を張る界隈。
マネーの行方は先物相場。
ヘッジファンドのレバレッジ。
リスクないやいやい。
知る由もないインサイダー。
ああ、かつてはこの響き。
マネーはトラと云ったな。
否、今はサメではないか。
これが盆栽上には珍しい。
経済トークのメモのひとつ。