カンパニョーロから。
まさにスラムに乗り換えようというとき。
ああ、カンパをおやめになるんですね。
なんていうような悲しみや失望のリアクションが少なからずあったことを忘れない。
そうだ。
コンポーネント選びとはまさにイデオロギーと云える。
自転車との向き合い方という哲学でもあり。
サイクリストとしての生き様でもある。
右か左か中道か。
そういう選択肢のなかから。
ただのひとつを選ぶのである。
実用であればシマノ?
愛するのであればカンパ?
楽しむのであればスラム?
まあ。
いろいろ捉え方はあるだろう。
シマノでも愛しているヒトは居るだろうし。
カンパが一番実用に向いていると考えている向きがあってもいいと思う。
コンポーネント選びとは。
其のヒトなりの自転車との向き合い方が。
どうしても出てしまうものだからだ。
そこにリスペクトがある。