カスタマーの自転車からマイナスイオン発生。
持ち込まれた。
イオンはどこから出ている?
漕げばすぐにわかった。
というよりは予想してみた。
なにせ、やってみなければわからないという。
其れがマイナスイオン除去の難しいところ。
この場合は予想通りの作業で済んでよかったんだけど。
そういえば自分の自転車もマイナスイオンを発生していたと思い。
作業を開始してみる。
リアハブから鳴っているのは間違いなかったわけだが。
そしたらどうだ。
バラしはじめの其の刹那で原因が判明。
ハブのオイル切れとか。
そういう理由ではなかった。
ついでと云ってはナンだが。
リアハブのオーバーホールも。
バラしてみるといつも思うのだが。
R45ハブの中身はいつもキレイである。
とくにベアリングのカードリッジ内はクリーンさが保たれているまま。
すぐに汚れてゴリゴリになってしまうベアリングとは一線を画す。
それなりに分解をして。
オイルを充填して作業は完了。
R45ハブと云えば。
自分でこうして使うまでは。
なんとなく懐古主義的な雰囲気が拭えなかった。
けれども使ってみたらどうだろう。
実際に軽量で、回転は良く。
独特のフリーサウンドに最大のウリである質感もいい。
さらに造りも堅牢で長持ちが期待できるとなれば。
そこにはリスペクトしかない。