見つめる

見つめる。
時間がかかった自転車の完成も。
時間をかけたと云えばサマになり。
其れは類い稀なる悠久の時間でございますと説けば。
なんとなくありがたくなる。
言葉は
まやかしなり。
思いは其の着地点こそ重要。
自転車は機材であり。
わたしが乗ることでこの自転車をも完成をみた。
かかってしまった時間は。
あくまで思いとは違う時間だったのだが。
モノをあらためて考え直すには、または見つめ直すのには良かったのではないかと考えている。
そこにリスペクトがある。
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バイクエイジング。
ときをかけて自転車と向き合ってきた。
人様の自転車まで触らせてもらって。
そういう紆余曲折につき合わせてもらって。
いろいろな経験値を蓄えてきたつもりだ。
そんななかでこの自転車は完成形。
もはやいじるところがほとんどなく。
日々の消耗に向き合い。
ときがくれば交換をして。
しかし、其の色や仕様はおそらくとくに変わらないのだろうと思える。
そんな自転車のある風景と毎日。
by astronautics | 2014-10-14 23:00 | ヨーリーを探せ
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