海老ちゃん

孤独のグルマンは海老をむさぼりに。
いわく、海老が食べたくなった。
つまり海老なわけだ。
思えば幼少のころから海老は好物だった。
海老がなぜおいしいのかという絵本を買ってもらうほど好きだった。
母が作る背が曲がった海老フライは当時のご馳走だった。
間違いない。
背中を真っすぐに揚げる方法で見栄えも良く、さらにアブラがはねないなんてことを母はしることもなく。
それでも旨かったと思い出すので。
リスペクトがある。
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其の夜。
わたしが目指したのはBC級グルメである海老フライ丼。
外から眺めて躊躇したのだけれど。
やはり海老フライ丼が食べたくなって見せに入った。
しかし、どういうわけかメニュウから消えていた海老フライ。
仕方なくソースカツ丼をオーダーすれば、直ぐに出てくるソースカツ丼。
其の速さたるや絶句を超えて超常現象。
オートメーションがそうさせたのか?
否、作り置きなんだろう。
驚いて厨房を見るも、そこには働き疲れた店員が立っているだけだ。
眼の前には丼。
by astronautics | 2014-10-15 23:50 | グルマンヨシダ
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