自転車のフレーム素材のなかでアルミはある意味ではナメられていた存在になっていたのではないだろうか。
カーボン以外の量産フレーム。
安価でエントリー向け。
おそらくそういうポジションを確立しているのではないだろうか。
だからフレーム販売のモデルを探す事が難しいし。
各社ラインナップに見つけることも珍しい。
かつてはアメリカンフレームの象徴的存在の素材だったのに。
アメリカの大ブランドたちが生産地をアジアに転換するようになってHand made in USAは過去のモノになり。
いつの間にか廃れていってしまったように思える。
わたしは知った。
アルミがリバイバルしていることを。
其れはまたしてもアメリカからだ。
いつの間にやら勃興してきたスチールやチタンのビルダーたちの影にかくれてアルミの波が確実に届いた。
そんなアルミは進化していた。
脚にクルとか。
進まない硬さとは無縁。
スイスイ進んで軽快。
其れが進化したアルミだった。
VYNLが教えてくれた。
リスペクトがある。
.