日々深まりを見せる秋に盆栽亭にもたらされた栗の知らせ

とある盆栽人の方に。
奥様とごいっしょにという御発声とともに頂戴しました一本の羊羹。
その日のうちにというのが一点の注意事項。
予約をしないと手に入らないそうです。
私、京都の嘯月を思い出しました。
日本再発見。
また行きたい。
さて、包み紙を開けますと。
鈍く輝くつややかな体を見る事ができます。
切ればその断面は立派な邸宅を囲む塀の石垣のよう。
妻は温かいお茶を用意し、準備は万端の整い。
すると、あんは意外に甘さひかえめで上品な装い。
そして栗を噛み砕くと芳醇に香る栗の甘み。
妻の私に対する優しさも凄いと思っていたが。
この栗の風味の濃さといったら凄い。
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なんじゃあこりゃと。
夫婦そろって松田優作にしてしまうのだから。
この羊羹はただものではありません。
どこのお店かは聞くのを忘れてしまいました。
包みの様相から中央区内ではないかと推測しましたが。
ごちそうさまでした。
by astronautics | 2008-10-31 23:59 | グルマンヨシダ
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