ブレーキシューとこゝろのせめぎ合い

大分の旅行で失ったものがあるとすればブレーキシューだろう。
カーボン用の比較的柔らかな其れは。
山岳の連続した下りで雨でもないのにみるみる減っていってしまった。
換え時と感じて数週間が過ぎる。
この体たらく。
重い腰をあげた。
トーテムポールを建てた。
4つ。
それで一台ぶんであるから。
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ある種の物語を信じて。
犬になってみた旅行。
自らの禁じ手を犯してまで付いていくからには。
湿り気のある理由が不可欠である。
しかし、ふたを開けてみれば?
約束が違う!と。
そう吠えても現実は変わらない。
だから吠える前に犬を辞めればいいだけのことだ。
たしかなリスペクトを見つけて帰ったことが未来の自分へのお土産になったのだから。
by astronautics | 2009-12-06 23:30 | 自転車とヨシダ
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