妻が自転車に乗りたいと云うので。
オネカンを感じてほしいと思ったのはつい先日かのことか。
乗ればとか。
乗れよとか。
云う事も無く。
妻はサイの角のようにただ独り。
走り出すようになってしまったのだから。
おおいなる進歩があったのかもしれない。
危ないダンプが居た。
そんなハナシを聞くと。
危ないから止せよ。
と平然と云う盆栽屋は。
単なる心配症という病のなかか。
優し過ぎる妻はお土産を忘れない。
調子善かったらしい。
オネカンの坂もスイスイと上ったらしいよ。
だったら、どこまで行った?
結局、ヤナセまで。
オネカンはまだまだ。
さきは長い。
また道案内しなくては。
つづく