彼はノルウェイの森から駆けて来た。
無骨なタイプでバイキングの末裔といわれれば即時納得というかんじで。
タフなレースを得意としているが、スプリントに全盛期の輝きはなく。
ミドリのジャージもイタリア人に奪われた。
でも、手に入れたのは虹色のジャージ。
うしろのフランスチームの選手はペダル外して?
脚つったか?
これから一年は彼のジャージ。
彼だけのジャージ。
それだけにリスペクトがあり。
ポッツァートのスッポン作戦がなければ違う展開になっていたのかもしれない。
しかし、鱈とレバーはもう語るべきではない。
そして、足廻りはライトウェイト。
ここ一番にしか使わないホィールだったのに。
さらに、新型のカンパを装備していたのに。
スッポンの犠牲者はやはりジルベールだろうか。
其の走りは去年のカンチェを見ているようだった。
しかし、カンチェとは違いジルベールは最後にタレた。
そして、ベルギーチームは最後のスプリントもバラバラ。
コースがまだ比較的平坦だとか言われていた頃の優勝候補のカベンディッシュ。
上下クローム?
ジョーボーン?
待ってたら出るのかしら。
ロードは不発に終わったカンチェが握手するのはUCIのパックマッケイド。
なんだか、カンチェがすりよっている感じ。
いつものオーラが半減。
どうして?
UCIの会長だから?
UCI。
UCI。
ユ〜シ〜ア〜イ。
ユ〜シ〜ア〜イ。
コンタドールの一件。
裁きはどうなる?