大地震の裏側で

忘れもしないあの瞬間。
わたしは695の件で代理店の方と電話中だった。
しばらくして地震の揺れが来る。
すぐに電話をきるとホィールの展示台を支えに走った。
しかし、冷静になって頭上を見ると金網の揺れが尋常ではない。
落ちてきたら…と思うとカラダは外に出た。
モノレールの架橋も揺れている。
ただごとではない。
揺れが済んで店内に入る。
要塞は在庫品以外は事なきをえたが。
その後、何故か体調が急降下。
風邪か。
昼のマクドナルドにあたったのか。
とにかく絶不調。
自転車乗りは前にしか進む事が出来ないというのに。
下を向いたうつむき顔ではネジすら締めることができない。
早退。
街は混乱。
大渋滞のなかを縫うように走れば緊張感からだろうか。
いくらか眼が覚めるが。
家に付いてすぐに布団へ。
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そのときに気付いた。
たとえ早退しようとも要塞は営業中。
籠の中に要るかぎりは其れでも餌や御馳走がまわってくる。
冷や汗をかいた。
悪寒は風邪のせいではない。
耳鳴りがする。
とおくから聞こえる声。
とおくからだがはっきりと聞こえる。

その体たらくはなんだ?
ハードコアーを気取るならば。
代わりは居ないのがハードコアーと云うのならば。
体調には気遣へ。
最低限度のマナー。
其れが無ければ明日の盆栽屋は無い。
by astronautics | 2011-03-13 23:30 | ヨーリーを探せ
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