オリンピックにおけるウィギンスのTTバイクが教えてくれた事。
今までのわたしのこだわりをすべて拭ってくれた。
其れは。
ステアリング部はエアロヒンジでなければならない。
ステムはトップチューブからひと続きになり。
ホリゾンタルが望ましく、バックステーは小さく。
前ブレーキや後ろブレーキはオモテから見えない仕様に。
其の全てを否定してくれた謎のフレーム。
一見からすると、なんでもないロードのエアロフレームに見えなくもない。
しかも、ウィギンス。
このフレームにおいては機械式変速。
普段はDi2のはずだった。
勝てば官軍。
負ければ賊軍。
とでも云うように。
この官フレームは。
乱暴なことを云ってしまうと。
なんでもいいんだぜ的な。
こだわりを捨て去ったかのようなスッキリ感すら残してくれた。