ファッションサイクリストとして。
切っても切りはなせないアイテムがサングラス。
かつての思い出。
革命的なサングラスがあった。
ブリコのSHOTが其れである。
90年代を象徴するかのような蛍光カラーのフレーム。
まるでスキーのゴーグルのようだ。
視界は悪そうであるが、歌舞伎者。
そこにリスペクトがある。
かつて、マペイチームがワンツースリーを果たしたときも。
3位のターフィーがかけていた。
同時期にチポッリーニも。
実は。
わたしも持っていた事があるSHOT。
自転車をはじめた頃にはすでに廃盤だったSHOT。
都内の自転車店に8oo円くらいで大安売りだったのを買った覚えがある。
フレームが派手でお気に入りだったが。
レンズの質があまりよくなくて、長く使う事が出来なかった。
この時代のブリコには勢いがあって画期的なデザインのサングラスを続々発表していた。
けれども、其の時代は過ぎて。
勢いがあったころのブリコは終わってしまった。
会社は身売り。
デザイナーだったか、創業者はZEROに行ったとか。
そんなことだったと思う。
ひとつの時代を彩ったブリコのSHOT。
蛍光色の輝きとともに記憶には鮮明に残っている。