ヘジダルの違和感を追う

ツールドフランスのプロトンの風のなかに。
ひときわの違和感を残して去っていった男がひとり。
ライダー・へジダル。
ジロのチャンピオン。
今回のツールでは其のサイクルスポーツの世界とは不釣り合いなサングラスと謎の走りからロード界を代表する不思議ちゃんになってしまいそうだ。
そういえばチームメートのザブリスキーは不思議ちゃんで知られた選手だったが。
今ではヘジダルが其のお株を奪いかねない状況である。
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完全にレトロフューチャーの世界。
懐古主義とは違って。
温故知新的な新しさとの出会い。
わたしはXLがあるので装着する気にならないが。
各方面からのリスペクトはたいしたもの。
それにしても、風の巻き込みは大丈夫なのだろうか?
とりあえず、ヘルメットとの相性が悪いので、其れを変えるだけでも多少はマシに見えるはずだ。
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まさにコッピの時代を彷彿とさせる。
あのころは自転車用のサングラスなんて存在しなかったから、ペルソールなどのフツーのサングラスをしていたわけで。
もしかすると、スポーツ用なんていう括りはあったのかもしれない。
其れは大きな意味での外出用という範疇だったに違いない。
だからヘジダルのサングラスは大きな可能性を感じさせてしまう。
シーンを選ばないというような。
そういった自由さが垣間見えるわけである。
わたしは要らないけど。
そういうリスペクトもある。
by astronautics | 2013-07-23 23:50 | サイクルモードヨシダ
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