夏の終わりに。
わたしも立ち上がる事にする。
服を買いに行くのだ。
なんと。
場所はアウトレットだと云うのだから恐れ入る。
モールの類いが苦手の盆栽屋。
そういった道は避けてきた。
自らの意志に任せて向かおうと云うのはじはじめてか。
いまや、服屋が服屋のことを嘆く時代。
ファッションと云う立ち位置がなにかを問われているのではないか。
情報筋にぼんやりとした耳を傾けたわけではないが。
なにやら掘り出しモノがありそうだ。
使いの者に連絡をとらせたところ。
在庫は豊富にあるらしい。
季節の変わり目。
其れにより商品のめまぐるしくも入れ替えが平然の習わしになった。
フ市場に流れては消えて行くコレクチオーネ。
ァッションのマナー。
否。
これはモードのマナーだと云えようか。
失われてしまったものを掘り出しに行くつもりだ。
もちろん、この精神は携えのママ。
其れは。
衝動買いはしてないか?
そこにリスペクトがある。