シクロクロスラブストーリー

わたしのシクロクロス上の宿敵と勝手に睨んでいる選手のフレームが満身創痍で退役になったそうだ。
このことが痛いくらいにわかる。
わかるつもりだ。
わたしの場合は土手っぱらに直撃してフレームを大破させたわけであるが。
気に入っていたフレームをたったの2レースで失うことになった。
そのときの喪失感たるや尋常ではなく。
其のシーズンのレースは棒に振ったくらい。
なにせ、新しいフレームを調達しようにもわたしの場合は同じモノが無かった。
TIMEのシクロクロスフレームはすでに絶版だったからだ。
レアなビルダー系のフレームも同じく。
作ってもらうのに半年以上の期間がかかっていたらシクロクロスのシーズンは終わってしまうし。
カテゴリーが上のほうに所属しているようであれば降格の知らせは容赦なくやってくる。
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シクロクロスは過酷である。
レース以外ではほとんど乗らないシクロクロッサー。
レースでの使用で間違いなく消耗していく。
もちろん、壊すつもりで愛車には乗らないわけであるが。
壊してしまう場合も少なからずあると。
わたしは思い知らされた。
ロードでは経験の無かったこの思い。
そんな2年越しの思いはようやく一台のクロス車を完成させた。
やっとこれでレースを走る事が出来る。
楽しむことができそうである。
by astronautics | 2014-01-08 23:50 | 盆栽シクロクロスマッスィーン
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