もう手にしたか?
サードウェーブ。
JawBreaker。
わたしもテキトーに、まさかブルーボトルにかけてサードウェーブなんて云っているわけではない。
サードというからには三番目。
1番目と2番目があってからこそ成立する呼び名。
ついでだから振り返ってみよう。
ファーストウェーブはEyeShade。
80年代の中盤だったらしいアイウェア。
紛れも無くXL。
いま見ても、素っ頓狂なデザインは個性的なサングラスの筆頭だと思う。
XLな視界はもちろんかと思いきや。
上方視界が広いというよりは下方に広く、主にデザイン優先のXLだったという個人的な理解。
ただし初代の宿命。
まさかファーストウェーブなんて云われやしない。
気付いたら。
思い返してみれば。
そうだったというワケ。
そこにリスペクトがある。
続くセカンドウェーブは、Radar XLとRadarlLock XL。
XLという呼称が登場したアイウェア。
Radar XL。
しかし、これは通常モデルのRadarのXLサイズ版として登場したということで。
サイクルシーンでは主にタイムトライアルで用いられていて。
日本にも導入されたけれど売り上げはさっぱりだったらしい。
この悲劇がRadarLock XLの日本未導入に続くわけだが。
このときはこのアイウェアの良さに誰も気付いていなかったはず。
登場から数年を経たあたり。
ちょうどRadarLockXLが発売される頃になると。
プロトンでも通常のロードレースでXLを装着した姿が見られるようになる。
ここでジワジワとXL熱がヒートアップ。
わたしは風前の灯になりつつあったこのセカンドウェーブXLシリーズをDigし続ける事になる。
新しいRadarLock XLが標準かと思いきや。
選手によってはRadar XLも装着しているし。
フィット感の好みなのか、何か他に理由があるのか。
そういう違いが出るところがおもしろい。
こんなRapha FocusカラーのXLもありました。
激レアでしたねぇ。
これはチャリティオークションだけの販売モデルでした。
Raphaのサイモン氏にねだりにねだったけれど譲ってもらえなかったもんなぁ。
そしたら、ジョーボーンを贈ってくださいました。
気を使わせてしまってすいません。
そして、2015。
サードウェーブのJawBreakerは。
デゲンコルプによる勝利で。
Paris Roubaixも勝ってしまいました。
ウラニウムカラーはプロトンのなかでも目立っていましたね。
インプレッションを聞くと上方視界の良さはもちろんのこと。
プリズムレンズの路面インフォメーションの良さにリスペクトがあります。
レンズの種類。
フレームのカラーヴァリエーション。
JawBreakerはこれからも進化をしてくれることでしょう。