盆栽美国CX旅行記 ヴェガス奮闘編

やってきましたLas Vegas。
Portlandからヒコーキで3時間。
砂漠に突如としてできたカジノタウンは。
街じゅうのすべてがテーマパークのような様相です。
ピラミッドにスフィンクス。
ゴールドの高層ビルにエッフェルタワー。
オリジナルは無いけれど。
この感じが独特の雰囲気を作っており。
それがヴェガスのオリジナルとも言えるのかもしれません。
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街をはずれれば乾燥砂漠地帯。
砂の砂漠というよりは。
岩の砂漠が広がります。
そんな郊外に車を出してたどり着いたのはOutdoor Bike Demo。
到着するなり広大なフィールドに驚かされます。
全貌が見えないのですがとにかく広い。
会場で自走で上らない人を運搬するトラックは圧巻。
まるでアジアのどこかに来たかのよう。
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さっそく着替えてバイクを借りるために各メーカーのテントへ。
各社巨大なテントを張って膨大な数の試乗車をラインナップ。
とはいえMTBの世界はまったく疎い盆栽屋。
矢野さんに付いて行くままスペシャライズドの試乗車をレンタルします。
サイズを指定して、サドル高さを合わせ、実際にまたがってリアサスペンションの圧を調整して渡してもらえます。
ペダルとシューズは自分のものを持ち込みました。
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そんなバイクレンタルの待ち時間のあいだにひとりのおじさんに話しかけられます。
なんと、Daniel Sharpではありませんか。
Raphaの仕事もしていたフォトグラファーの方。
いっしょに試乗させていただけることになりました。
我ら3人はDan Sharpに付いていくのみ。
そしたらSharpさん、メチャ速い。
もっとゆっくり試乗するのかと思いきや。
良いペースで岩山を上っていきます。
単純な舗装路と違って、ゴツゴツした不規則な路面を超えていくMTB。
集中力は必要ですし、常に体重移動が求められます。
はっきり言ってすぐに疲れるわけですが。
それ以上にたのしーー!!って感じ。
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下りセクションにはいれば、楽しさは顕著になります。
ただしMTB初心者のわたしとしては断崖絶壁の恐怖感と闘わなければなりません。
手慣れた3人についていくのは大変でしたが、なんとか楽しくケがなく走ることが出来ました。
そして、MTBの楽しさも良くわかりました。
その楽しみはこんなフィールドがあってこそなのかもしれないな、とも考えさせられたのでした。
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試乗を終えたら街に帰って、ハマーさんのUCI World Cupレースの登録と監督会議に出席。
すっかり関係者気取りで潜入しましたけれど。
こういうのもなかなか経験できることではありません。
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Las Vegas2日目のINTER BIKEレポートは盆栽自転車店ブログをご覧いただくとして。
3日目はレース!
ワールドカップに昇格したクロスべガスに参戦です。
本来はワールドカップですので参加資格を持つ年代別の男女のレースになるわけですが。
クロスべガスはWheelers & Gealersという業界クラスが存在します。
そこに矢野さんのおかげで滑込みセーフのエントリー。
エントリー費は一番高価なレースではありましたが。
ワールドカップと同じ舞台を走れるということでまさにプライスレスなレースです。
試走のときからちょっと感激。
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肝心のレースのほうは、150人の超大人数で走る混乱の中のレース。
50〜60人でも多いと思うのに。
この数は異常と言えます
まぁいいんです。
これも経験。
クロスヴェガス。
5列目スタートの矢野さんが見えたと思った瞬間もあったのですが。
90番手スタートの盆栽屋。
そこで息が切れて、矢野さんとの初対決レースも完敗に終わったのでした。
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最後はメインイベント。
ワールドカップレースであります。
我らがハマー氏のアップを見届けて、矢野さんはピット要員に。
ピットにはひとりだけしか入れないということで、わたしと孝太郎さんは応援要員になってコースに散りました。
アップのときからFideaのメンバーがローラーをしていたのも見れたのですが。
チーム5人が揃って並んで3本ローラーをする様は迫力があります。
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そして、m内とレースは美しい。
カクテル光線に照らされたキラキラしたレーサーたち。
70人以上が走りますから、これはこれでかなりの人数です。
スタート同時にケタ違いのスピードを見せるエリートたち。
我らがハマーさんは苦しそうでしたが。
それでもペースを落とすこと無く健闘を見せてくれました。
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砂漠の気候なだけあって。
夜は風が吹くとメチャクチャ寒くなります。
そんなクロスヴェガスの会場からホテルに戻り。
深夜のうちにバイクをパッキングして早朝のうちにヒコーキでポートランドに戻ります。
by astronautics | 2015-09-28 23:50 | ヨーリーを探せ
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